カスタマーハラスメントに対する基本方針
制定年月日:2024年8月1日
はじめに
当社は、販売・買取を通してお客様にご満足していただくために、お客様よりご指摘をいただいた改善点を真摯に受け止め、より良いサービスを提供できるよう努力を重ねております。
一方で、スタッフの基本的な人権を尊重し、心身の健康と安全を確保することを重視しています。
そのため、万が一、お客様による理不尽なクレームや悪質なクレーム(カスタマーハラスメント)を受けた場合に対応する方針を制定しました。
カスタマーハラスメントの定義
顧客等からのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、労働者の就業環境が害されるもの。<厚生労働省「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」より引用>
対象となる行為
以下の記載は単なる例示であり、これらに限られるものではありません。
- 身体的な攻撃(暴行、傷害、腕をつかむ等)
- 器物損壊
- 精神的な攻撃(脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言、人格否定)
- 威圧的な言動(必要以上に近づく、業務スペースへの立ち入りなど)
- 継続的な言動、執拗な言動(長時間にわたり必要以上に何度も同じ内容で激しく叱責するなど)
- 過度な要求(合理的理由のない謝罪の要求、過剰なサービスの提供の要求、土下座の要求、正当性のない対応者の交代要求、株主・役員・従業員などとの特殊な関係を理由とした特別扱いの要求、損害賠償金や慰謝料などに関する不当な請求など)
- 拘束的な行動(不退去、居座り、監禁)
- 差別的な言動、性的な言動(お客様による各種ハラスメント)
- 当社スタッフ個人への攻撃や要求(スタッフの解雇等の社内処罰の要求、店舗以外の場所への呼び出しなど)
- 当社スタッフの個人情報等の開示要求または当該情報のSNS等への投稿(写真、音声、映像等の公開)
- 手続きに必要な情報の提供拒否(必要な情報の提供を拒否し、手続きを強要する行為)
- SNS上で、企業や個人を特定できるような形で、暴言や名誉棄損に値する発信
カスタマーハラスメントへの対応
社外への対応
- カスタマーハラスメントと判断される言動が認められた場合、毅然とした対応を行い、合理的・理性的な話し合いを求めます。
また、必要に応じて商品・サービスの提供やお客様対応を中止します。 - 悪質なものや犯罪行為と判断した場合は、警察や弁護士と連携し、法的措置を含め厳正に対応します。
また、悪質なカスタマーハラスメントが継続する場合は、遺憾ながら今後のお取引をお断りする場合もあります。
社内への対応
- カスタマーハラスメントからスタッフを守るため、適切な判断や対応ができるよう、社外相談窓口(日本ハラスメント協会様)を設けています。
- カスタマーハラスメントへの対応方法や手順を定め、スタッフに定期的に研修を行います。